元の書面の向きに合わせる。直すのは、縦の書面が横に寝ているとき。
操作マニュアルの別紙4に、向きについての推奨が書かれています。縦置きのファイルは縦向きのPDFで、横置きのファイルは横向きのPDFで、というものです。
縦置きを横向きで、横置きを縦向きでアップロードすることも「可能」と明記されています。揃っていないと受け付けられない、という話ではありません。
推奨の理由は二つ。アップロード後のシステム画面上での見易さと、タイムスタンプを適切な位置に付するため。
図面、一覧表、横長の帳票。もともと横に作られている書証は、横向きのPDFのまま出します。縦向きに回す必要はありません。
複合機の給紙の向きで全ページが90度倒れた、縦書きの書面が横向きに読み込まれた——手を入れるべきはこちらです。
スキャナの自動判別は、縦書きの書面や文字の少ない図面で裏目に出ます。出す前に一枚目の向きを見ておけば済みます。
証拠番号を証拠データの右上に記載する、という決まりは準備の手引29頁にあります。向きの話とは別のところに書かれたルールです。
公表資料の中に、向きごとの位置を書き分けた記述は見当たりません。素直に読むなら、横置きの書証を横向きのまま出すなら、そのページを正立させて画面で見たときの右上。読む人が見る向きが基準、という考え方になります。
なお、別紙4がいう「タイムスタンプ」は裁判所側が付すもので、代理人が打つ証拠番号とは別物です。向きの推奨理由を、そのまま番号の位置の根拠にはできません。